• ホーム
  • クラミジアは初期症状が出るまで時間がかかる?

クラミジアは初期症状が出るまで時間がかかる?

2019年06月04日
危険なウィルス

性感染症にはさまざまな種類がありますが、もっとも感染者数が多いのはクラミジアです。
感染者がとりわけ若者に多いのが特徴で、日本では18歳と19歳の女性の10人中3人に感染している可能性があるといわれています。
可能性があるということは、はっきりと症状が出ていないのに感染している人もいるわけですが、クラミジアは感染者の5人のうち4人に自覚症状が出ず、なかなか気づけないという厄介な特徴を持っているのです。

感染した原因が特定できない病気もありますが、クラミジアの場合は性行為以外には原因が考えられません。
したがってクラミジアに感染していることに気づいたら、性行為をした相手が感染していた可能性があるため、2人とも検査を受けることが大切です。

ウイルスによる感染症と同様に、クラミジアも初期症状が出るまでに一定の時間がかかります。
すぐに初期症状が出てくれば容易に対処できるのですが、なかなか初期症状が出ないため、長期間にわたって気づけないままになりやすいのです。

クラミジアの感染者数が日本の若者に多いのは、気軽に性行為をしてしまう年代だということも関係しています。
しっかりとコンドームを装着していれば、クラミジアをはじめとした多くの性感染症を防ぐことができるのです。
ところが避妊が不十分な状態で性行為をしてしまうと、本来なら防ぐことができる感染症に感染してしまいます。
また、避妊が不十分な若者は感染症に対する知識も乏しく、初期症状が出ていても気づけない可能性があるのです。

クラミジアの初期症状は時間が経ってから出てきますが、全く変化が見られないというわけではありません。
おりものの量が普段よりも多かったり、おりものがヨーグルトのような状態になったりします。
クラミジアというと女性が感染するイメージですが、男性も感染することに注意が必要です。
男性の場合は排尿時に性器が痛くなるため、女性よりは気づきやすいといえます。

クラミジアの潜伏期間はどのくらい?

クラミジアは細菌によって感染する症状です。
細菌が体内に入った場合、すぐに何らかの異変をきたすわけではなく、一定の潜伏期間があることに注意しなければなりません。
潜伏期間というと、ノロウイルスのようなウイルスを思い浮かべるものですが、細菌による感染症でも同じなのです。
クラミジアの細菌の場合は、1週間から3週間ほどの潜伏期間があります。
感染者が男性でも女性でも潜伏期間に違いはありません。

症状の程度が人によって異なるのと同様に、初期症状が出るまでの期間や潜伏期間についても個人差があることに注意が必要です。
3週間が経過したのだから問題ないという安易な考えをしてしまうと、それよりも後に出てきたときに困ってしまいます。
潜伏期間が4週間ということも考えられるのです。

クラミジアの原因が性行為しかないことは分かっていても、潜伏期間があることについては理解していない人がいます。
その場合、直前の性行為が原因だと思い込んでしまうことになるわけですが、実際には3週間くらい前の性行為が原因となった可能性が高いのです。
初期症状が出にくいために感染の事実に気づけない厄介な感染症なので、潜伏期間について正しく理解し、確実に原因を把握するように努めなければなりません。

クラミジアは性感染症だと認識している人が多いため、症状は性器に現れると思われています。
確かに性器に症状が見られることが多いのですが、のどに起こることもあることに要注意です。
口で性器に触れたことがある人の場合、のどに症状が出ることがあります。

定期的に性行為をする相手がいる場合、自分だけクラミジアを完治させても意味がないのです。
相手が感染したままであれば、次に性行為をしたときに再び自分も感染してしまいます。
早い段階で感染を止めなければならないのです。